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このたびは、ご興味をお持ちいただき、ありがとうございます。

ボーイスカウト活動は青少年の心と体のバランスの取れた成長を自然の中で学ぶ教育活動です。

20世紀初め、イギリスのベーデンパウエル氏が、斥候という軍務の遂行で得た野外活動のノウハウを子供たちの大好きな屋外での遊びに結び付け、今風に言えば、ネーチャーゲームのようなもの作ったことから始まり、実験を繰り返してまとめられた教育プログラムです。その教育プログラムの大きな特徴は、子供たちの自発的なやる気から始まり、技術の習得や訓練を通して目標をやり遂げ、達成感を味わうことで1つ1つのステップを昇るという設計になっていることです。ボーイスカウトは誕生して100年以上を経ていますが、基本的な方法は何も変わりません。つまり、歴史が証明した教育プログラムなのです。

本格的なキャンプやサバイバー訓練を行うのは中学生世代のボーイスカウト隊ですが、その準備をするのが小学生世代のビーバー隊とカブ隊の活動です。9年にも及ぶ、学習プログラムの各ステップを踏むことで、確実に野外活動の技術はもちろん、リーダーシップやプランニング法、レポート作成法までもが身に着くはずです。言い換えれば、野外活動をテーマに、学校で教わることのない仮説に基づく行動計画の立案とその実施技術を心と体で学びます。

そして、もう一つ大事なことは、自分たちは自然や周りの社会のおかげで生きているということを数々の失敗や困難を乗り越える体験を通して自覚することです。その自覚は、自ずと、自然の恵みに感謝し、社会や組織に対する敬意を知ることになります。人に言われてではなく、自らが幸福に生きるために自発的に社会奉仕や環境保全活動に参加できるようになれば、そのスカウトは教育プログラムを全て修了したと言えるでしょう。

さて、ボーイスカウトにご興味をお持ちになったということは、活発で健全なお子様を育てたいと願っておいでだと拝察します。ここに紹介したいくつかの特徴はほんの一部分です。そもそも言葉で理解でき、それで満足できることなら、ボーイスカウト活動など不要です。百聞は一見に如かず、実際に参加して活動する中で、その面白さや意義がご理解いただけると思っております。

ご興味があれば、見学会や体験会にご参加ください。ほとんどの参加費は無料です(*)。体験に参加したときに、無理に勧誘するようなことは一切ありません。たとえ100年の実績のある教育プログラムと言っても、全てにおいて、最高のパフォーマンスであるとは言えません。お子様ごとに素質に合う教育法があることを理解し、そのうえで参加をお勧めしています。もし、自分には合わないと思われた時には、遠慮なくご辞退いただければ、何の義務も経費も発生しません。

(*)体験活動の中には、遠方に出かけるものや工作や料理など経費が発生するものもあります。その場合は実費をご負担いただくことがあります。

もし、ちょっと見てみようかな、試してみようかなと思われたら、下のリンクから、ご連絡ください。担当者がお答えいたします。

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